ブログ♡黒山くろこ 日常の感じた事を成る可くシンプルに書く様に努めます。

東ベルリンのかもめ食堂

Y先生『もたいまさこ』

無視美『小林聡美』

黒子『片桐はいり』

 

「いつか3人で、東ベルリンのかもめ食堂を開きましょう」

と、先月くらいに姉の無視美は言った。

それ以降Y先生抜きで色々と姉の無視美と勝手に盛り上がってたの。

 

私「昼はかもめ食堂の給仕を担当するわ。割烹着着るわよ。」

無視美「私は皿洗いするわ。料理はY先生ね。」

私「夜は店内を暗くしてバーにしましょうよ。割烹着脱ぎ捨てて、女給になるわ。島田の鬘被って芸者でも良いわ。」

無視美「どうせなら発展場(ゲイの盛り場)も作っちゃいましょ!」

私「ならマンション一棟買って、かもめ食堂もバーも発展場も私達の住まいも一緒にしちゃいましょうよ!」

 

馬鹿でしょ?笑

成し遂げられない夢を一生懸命語り合ってるのよ。でも楽しいの。Y先生が聞いてたら、軽く聞き流してそうね。

実際にどうなるかは分からないけど、私がこれからも欧州で生きていくと決めたら、ベルリンでY先生のお手伝い兼給仕するわよ。

そして、年末辺りから暖かくなるまでは、日本に里帰りよ。アルバイト芸者やったり、シャンソンのコンサートでお小遣いかせげたら最高。日舞か江戸小唄も習って名取りになって、●●流新舞踊教室又は●●流江戸小唄教室を欧州でやろうかしらね。これもまた夢のような話?でもこれが実現出来たら最高ね!

黒子の次は夢子って名前に変えようかしら?笑

坪内美子女史が『母の戀文』の映画の中で、夢子という女性を演じてたわね。

 

映画と言えばさ、成瀬巳喜男氏の映画『流れる』のDVDをやっと買ったのよ!届くのが5月、どこから来るのかしら。DVDの表紙が英語だから輸入版なのかしら。英語の字幕付きなら、こっちの知人たちに無理矢理見せてやるわ。

この『流れる』ね、何が凄いって、あの栗島すみ子先生が出演してるのよ。

栗島先生は、ほぼ無声映画時代の女優で映像もあまり残ってないの。トーキーになったと思ったらすぐに引退しちゃうし。先生の円熟期にさしかかった頃の有声映画『淑女は何を忘れたか』で、はじめて声を聞いたのね。猫が御ねだりしたようなコケティッシュな声に惚れ惚れしちゃったの。『流れる』は1956年の作品で、先生が成瀬氏に頼まれて出た1度だけの復帰作。先生自身50代半ば、声だってそれはそれは貫禄たっぷりなんでしょう。楽しみだわ!!

その他にも杉村春子先生、山田五十鈴先生、田中絹代先生などなど。ぶっ飛ぶようなキャストでしょ?

前に話した東ドイツ時代の同性愛を題材にした『Coming Out』も購入したわ。

 

それではそれでは、ご機嫌よう。