ブログ♡黒山くろこ 日常の感じた事を成る可くシンプルに書く様に努めます。

着崩れは、着物が生きている証拠

ジャズで踊って リキュルで更けて♪

明けりゃダンサーの涙雨♪

 

佐藤千夜子さんの甲高い声が聞こえてきそうです。

 

皆さん御機嫌よう。

映画の主題歌でもあり、映画の題名でもある『東京行進曲(1929)』に出てくる東京の芸者『折枝』演じる夏川静江先生のメイクを真似したら、案外似合ってて見とれちゃったわ。歌いながら鏡を見て、パソコン見ながら鏡見て、スマフォの画面でも見る。でも写真だと魅力半減。ぜひ生のあたくしをご覧になって。

折枝役の夏川先生の眉は、まっすぐ引かれた太眉で眉尻は少し下がる。洋装のモダンガァルは、ハリウッドスタァのような細くて長い下がり眉だけど、和装だと太くなるのね。アイシャドウもばっちり。現代の芸者があんなべったりアイシャドウなんかしたら、置屋のお母さんや大きいお姐さんに怒られちゃいそうだわ。

着物はずっとお引きの着物だったわ。お太鼓だってもう崩れに崩れてる。でも、お座敷で忙しく動き回ってるんですものね、そりゃそうなるわよ。自然で良いじゃない。誰が着物を着るときは品よく淑やかにとか決めたのよ。阿呆ッ

 

『着崩れは着物が生きている証拠よ』

 

私はバブルを知ってる世代じゃないんだけど、浅川マキ女史の『コーヒーひとつ』を聴いてると、バブル当時の純喫茶で、窓辺の席に座り一服して不倫相手を待っている情景が浮かぶ。良い歌なのよ。ちょっとダサさがあるのがまた味があっていい。彼女にしては結構軽めな歌だけど、相変わらずの人間くささがにじみ出てて最高。

バブルといえば、そのくらいの時期までのニューハーフの方々って、どこか落ち着いた女性の色気が漂ってた感じがする。今のニューハーフよりもずっと大人びてた。そんな雰囲気を醸し出す素敵なニューハーフをYouTubeで発見して一人興奮してるあたくし。思わずURLを無視美ちゃんに送っちゃったわ。

 

今日はこのへんでね、また次回。