あなたがアートよ
『あなたがアートよ』
本日、お褒めの言葉頂きました。
有難う存じますぅ〜
そんな方々に支えられながら生きております。
皆様、御機嫌よう。黒山黒子です。
最近ブログのデザインを『水谷ミズ枝』と改名したくなる爽やかな水色で、なんとなくしっくりこない。
今宵、ダイエットコーラとキャンドルと共にブログ更新中。BGMはリュートの独奏曲。とても癒されます。
ギターを始めようと思って数ヶ月経つのだが、なかなか決心がつかないの。
何故かって?
「あたくし、リュートに恋をしてしまったんですの」
リュートはギターに似てるんだけども、ヨーロッパ中世、ルネサンスに全盛期を迎えて、ベートーベンの時代には廃れてしまった古い楽器なんですけどね。なんといっても魅力はひとつひとつ魂がこもった様な音色。鍵盤楽器ならクラヴィコードって感じかしら?ギターだって素敵よ。でもね、リュートに恋をしたらなかなかギターを勉強したいと思わないのよ。
しかし、残念な事に歌の伴奏に必要なギターコード譜がリュートには使えないから、そのままの楽譜で対応できない。しかもこれから始めるから、弾き語りなんていつ出来る事やらと思う程、途方に暮れる。だから現実的じゃないのよね。でも、リュートで弾き語りしたい。
中世ルネサンスの音で、浅川マキさんはじめ昭和のアンダーグラウンドな世界を表現した歌謡曲を、縞の着物や渋い江戸小紋を着て低めに角出し帯で締めて、日本髪の出で立ち歌えば、それは私が思い描く最高の世界。
想像しただけでもワクワクする。ギターでも良いけど、リュートだからワクワクするのよね。もう少しよく考えよう。。。
来年あたり『黒子いん山形・京都』と題した小さい弾き語りコンサート開きたいと思ったけど、再来年になってしまうかもしれないわね。。。
そういえば最近京都へ移住した私の戦友C様と久しぶりにチャットしたのよ。だいぶ私のメッセージを無視してて、まるで巴里の無視美さんみたいだわ。。
そんなC様とチャットしながら、フェイスブックで昔よく行ったアイス屋さんのページを見てたの。そのアイス屋さんの旦那の息子が良い男だったから、息子のページに飛んで色々と見てたら、この国の輩はプロフィール画像等に嫌みなくらいリア充写真を乗っけてる事に気づいた。そして私はCに愚痴った。
私「なんで●●人(私の暮らしてる国)のFBはリア充写真が多いの?腹立つわ!!!」
C「今時FBにリア充写真あげたる奴らなんて、もうすでに時代遅れの負け犬よ!」
なんて的を得たお言葉!
そしたらリア充写真が全く気にならなくなりましたの。もう哀れんじゃうくらいよ。
高峰秀子さんという女優ご存知かしら?
栗島すみ子先生や杉村春子先生よりも少し後の世代の方だからご存知な方もいると思うんだけど。
私は高峰秀子さんの映画はあまり好んで鑑賞しないのですが、つい最近『あらくれ』という映画を見ました。私の苦手な感じの強い女を演じた高峰さんだけど、彼女の演技よりも襟合わせがかなり深い所に目がいってしまった。それも全編通して襟合わせが深い。まるで樋口一葉の5000円冊で着ている着物の襟合わせみたいに。着方だって綺麗じゃない。でも、生活感があって、とても自然。良いわ!
そしてラストシーン、雨が降って和傘を購入して傘をさそうとした時に、なんと着物の裾をたくし上げ、帯には挟んだの。雨が降り出した時に私がやる事と一緒でビックリしたわ。そういえば他の映画でも丸髷に留袖姿の礼装した女性がバスから降りて、同じ事をしてたシーンも思い出した。これこそ、着物が生きていた時代の何気ないシーン。
着付師で私の着付けにいつも文句を言う母に見せてやりたいわ。あんたみたいな人がいっぱいいるから着物人口が減る一方なのよってね。
なんか見返してると愚痴っぽいわ。今日も。
ごめん遊ばせ。おほほほっ