ベルリン
さて、何から話しませうか。。。
御機嫌よう。桜色の黒山黒子です。
日本にいないと何だか新たな気持ちで4月を迎えられない。
とりあえずこっちでも桜は見たけど、日本ではなんでも4月スタートじゃない?何か始めたくなる時期なのに、そんな気が起きない。全く。不思議ね。
ダイエットを始めるのにも絶好のチャンスだし、ギターだってそろそろ買おうかねっていう気にもなるはず。早く語学の試験受けて永住権欲しいわとかね。
昔は無駄にNHKのラジオ講座やって三日坊主で終わってたわ。
ここ最近晴れの日が続き、心地よい風に吹かれながら、春を肌で感じられ幸せな気持ちでいっぱいでございます。
春はヨーロッパが一番美しい季節じゃない。自転車でも買ってサイクリングがしたいわ。
母親とは最近ラインでチャットするんだけど、この前、2時間くらいずっと言い争いしてたの。笑
これがまた馬鹿みたいな事なんだけど、『長襦袢を着て家で過ごすのはみっともないか、みっともなくなか』ってのよ。
私の母親は世間一般の着付け講師&着付師なもんで、私のような変わり者な着物愛好家が許せないみたい。いつも着物の話題になっては喧嘩が始まるのですが、まさかラインのチャットでするとは思わなかったわ。笑
全否定するのよ?私の事。人の事なんだからほっとけばいいのに、本当にお節介ババアだわ。
でもね、、面白い事に、最近私が庇髪風な髪型をするもんだから、母親も対抗して20年ほど前の写真を送ってきて、
「私もそういう髪の毛にしてました!」
ってアピールするのよ?
一緒にパリへ旅行した時なんか、
「私も着物持ってくれば良かった!」
なんて言ってたし。
「なによ、娘に対抗してどうするのよ!!!」
さてさて、そろそろベルリンの話でもしようかと思うのですが、色々とブログを書いてなかったせいか、いつも以上に色々と話題が出てきちゃって大変。
話が遡る事去年の9月頃、私と姉の無視美が尊敬するベルリン在住の『Y先生』を12月に訪ねましょうみたいな話があってから、Y先生お得意の無視が始まって、やっと連絡が取れたのがここ最近。それから何だかんだで先月やっとベルリンに姉と行く事が出来ました。
私は今まで黙ってましたが、私は(東の都と勝手に名付けてる)オーストリアの維納在住なんです。
姉は世界中の人を魅了する天下のパリ、Y先生は前衛で超刺激的なベルリン在住。
この2つの大都市に背伸びしても届かない、昔はさぞ大きかったであろう帝国のオーストリア、過去の栄光を引きずり、西側諸国を見てはひれ伏して、東側諸国には偉そうにしてる、地方の粋がったヤンキーみたいな中途半端の立ち位置。私は何とも歯がゆい気持ちでいっぱいなんです。そして東京育ちの私としては本当に物足りない、クリエイティブに乏しい保守的な街、維納。大都市に住んでる姉と先生を羨ましく見つめ、いつも嫉妬しているんもんで、私も立派な地方のヤンキーね(笑)立派な維納人じゃない、あたくし!(爆笑)維納は素敵な街よ!?!??(白目)
さて、前置きが長くなりましたが、やっと姉と先生と私の3人が揃いました。個々ではちょこちょこ会ってたけど、3人が一緒になったのはなんと4年ぶり。次は4、5年後かねと冗談を言ってたくらいよ。
私は2回目のベルリンで、今回も観光はほとんどしなかったんだけど、ブランデンブルク門だけは見に行きました。想像よりも小さくてガッカリ。大した感動もないまま、土地勘もないので、近くをプラプラしてたら気づいたら2kmくらい歩いてたわ。街自体が維納よりも大きいせいか、余裕な建物の配置なのよね。維納みたく見所を全部中心街に集めちゃいました!頑張っちゃいました!っていう感じがなくて、またまた『チッ』と思ってしまいました。でもね、中心街に見所が集まった方が観光しやすくってよ???(ドヤ顔)
殆どY先生の家に引きこもってずっとおしゃべりしてたんだけど、1度だけ皆で行った先生のおすすめする旧東ベルリンのカフェが忘れられないわ。東ベルリンの私が想像する退廃的なイメージそのままのカフェ。 まさに東ドイツ時代の映画『カミングアウトComing Out - Trailer - YouTube』の世界よ。私はカフェが大好きで、随分と色々巡ったけど、ダントツの1位です。さすがY先生!ところで、なんて言う喫茶店でしたっけ?笑
料理人のY先生が作るご飯も最高に美味しかったわ。
味噌汁なんてさ、もうこれでもかって程鰹節を使うのよ??味噌の塩辛さのない、料亭で上等なお味噌汁を頂いてる感じだったわ。天ぷらも最高でした。
私は料理が苦手であまり細かい事も好きじゃないけど、維納に戻ってから、味噌汁をもう3度も作ってしまったわ。今までみりんなんて使わなかったのに、早速アジアンスーパーで買ったわよ。ほんの一手間を大事にするのよね。勉強になったわ。
。。。。
ごめんあそばせ!
カミングアウトの映画ちょっと見てたら、どんどんドイツ映画探し始めちゃって、疲れて書く気がなくなってしまったわ。また書くわね。