目の下がグリーンな御婆ちゃん達
赤いハイヒールに赤いマニキュアのおばあちゃんがパリには居るって何処かで読んだ事がある。確かに分かる気がする。ヨーロッパの御婆ちゃん達は、結構明るい色を好んで取り入れる。
最近見かけるのは、目の下のラインがグリーンな御婆ちゃん。皺が刻まれた梅干しの様な肌にとっても映えるのよ。美しいんだわ。アイシャドウもラインもマニキュアもイアリングも緑っていう御婆ちゃんも見た事がある。
私も一時期、髪もマニキュアも口紅もバッグも靴も身につける物を全て赤にする時があったけど、私って同じ色をずっと使ってと飽きちゃうの。それでも赤は続いた方で、今でも赤を見るとやっぱり手に取るんだけど、気分によって色は使い分けたいわね。
色じゃないけど、私、洋服を着るならアニマル柄が良いわ。サイズがあるのなら?伊太利屋で買いたいわね。大阪に行けば商店街で安く買えるのかしらね?ヒョウとゼブラ柄が好きだわ。
今もヒョウ柄のレギンスに長めのワンピース着てるけど、安っぽい娼婦って言われたわ(笑)良いじゃない、お金のない殿方を喜ばせる事が出来るなんて光栄よ!!!
さて、私は結構ヨーロッパ生活が長い割には、日常的にびっくりする事がまだまだある。こっちで骨を埋める覚悟がない限り、ずっとそうだと思う。やっぱり私は日本人だし、日本人でありたい。
この前喫茶店でタバコをふかしてたら、美しいコスチュームに身を包んだ、パリっぽく言えばギャルソン?がトレーを両手に持ってるの為か足でドアを開けたり、他のお客のテーブルに空いたグラスを置いて、平気で他のお客の注文をとったりする。そして、それを普通だと思ってて何とも思わない現地人。
今でこそそれを見てショックを受ける事はないけど、やっぱり自分には出来ないわ。。。
つい最近もある知人がお客さんがいるのに店内を掃除の掃除を始めてビックリしたけど、こっちの人達に言わせれば、
『ちゃんと掃除をして偉いじゃないか』
『何がダメなの?』
だったのよね。笑
日本の気遣いやおもてなしを賞賛する番組があり、世界で尊敬されて羨ましがられてるって思ってる日本人は多いけど、それはね、はっきり言って
「少数です。」
さて、メイクを落として眠り姫になりますわ。
おやすみ遊ばせ。