あの娘がくれたブルース

ここ数日、浅川マキ女史の『あの娘（こ）がくれたブルース』が頭から離れない。時には口ずさむ。そして、泣きたくなる。歌詞がどうのというより、メロディーがなんとも切ない。その上、気だるく、哀愁漂う嗄れ声にノックアウト。どこかのブログで「彼女は歌う前に何本もの煙草を吸う」と読んだ記憶がある。ここ数ヶ月は彼女の歌ばかり聴いている。

マキ女史、そして、大好きな美空ひばり嬢や美輪さまにしても、日本にはなんと個性的な歌手が多い事でしょう！

今朝は久しぶりに少し早めに起きた。寝ぼけ眼で見た中庭からは、黄色い落ち葉が何とも鮮やかで美しかった。もっと沢山の落ち葉の絨毯が見たくなり、夕方から仕事なので、あまり体力を使いたくなかったけど、電車を乗り継ぎ２０分程度の大きな公園へ行った。しかし、そこにあった落ち葉は、殆ど茶色く、中庭で見た様な鮮やかな黄色とは違っていた。少し離れた所は、まだまだ瑞々しい緑色をしていた。すこしガッカリしたが、せっかく来たからと、星野源の本を少しだけ読み、家へと帰宅した。滞在時間は、１５分ほど。

昨日、私の働くレストランに友人が来るというので、何となく、自分で日本髪を結って出勤した。ハロウィンが今月末なので、今度は「白塗りで出勤しようかしらと」検討中。以前は日本髪の鬘を持っていたが、日本に一時帰国する際に、空港に忘れてしまい、そのまま廃棄された。新しい鬘を買う余裕はないので、残念ながら自分で結うしかないのです。

さらっと書こうと思っていたブログですが、結局時間がかかって、もう朝です。思った事をシンプルに書く様にしているが、一体どうなのでしょうか。今回も昔の彼を思いながら、白ワインを飲みながら書きました。外は肌寒い。切ない季節になりましたね。